Travis Japan・宮近海斗、自身の恋愛観を告白
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Travis Japanの宮近海斗が20日、自身が出演する映画『楓』の公開記念舞台あいさつに、共演者の福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、行定勲監督と共に登壇。自身の恋愛観を語る場面があった。
【写真】映画『楓』の公開記念舞台あいさつに登壇した福士蒼汰、福原遥、宮近海斗ら
本作は、スピッツの楽曲「楓」を原案にしたラブストーリー。ニュージーランドでの事故により弟・恵を失った涼(福士)が、恋人・亜子(福原)の前で“弟として生きる”選択をしてしまうところから描かれる物語。お互いを思うがゆえに抱えてしまった“秘密”が、涼と亜子を切なく結びつけ、やがて避けられない運命へと導いていく――。
映画は19日に公開されたばかり。宮近は「公開までに、僕には計り知れない時間がかかったと思います。ここにいるチーム楓のみんなが公開を待ち望んでいて、僕自身もテレビで『楓』の予告が流れていたら、“あ、楓だ! 俺も映ってる!”みたいな感覚になりながら(笑)、公開までのカウントダウンをしていました。ついに皆さんに届き始めて、広がっていくのだと思うと、すごく楽しみですし、うれしいです」と封切られた喜びを語った。
さっそく映画を観た観客から続々と感想が届いており、そのコメントを見ながらトークを展開。「ニュージーランドは私が行きたい国No.1なので、出てきてうれしかった」という感想を拾った宮近は、「物語や音楽はもちろん、本作は絵力もすばらしい。ニュージーランドの映像もすごくて、まるでそこにいるかのような体験ができます」と本作の魅力をアピールする。
続けて「景色を見て、行ったことがない方もニュージーランドを知ることができる作品です。僕も行ってみたいと思いました。というか、もう行ったような気分になりました! でもパスポートを確認したけど、スタンプは押されていませんでした(笑)。そんな、旅行も体験できるような作品です」と少しズレた感想を語り、MCから「旅行会社の方ですか?」とツッコまれていた。
また、本作に登場するキャラクターの性格や行動に当てはまるかどうか、〇×で示してトークするコーナーも。「自分より好きな人のことを優先してしまう?」という質問に「〇」と答えた宮近は、「好きって感情には勝てない。時にそういう思いは人を溺れさせたりもしますが、ステキな感情だから。僕はその気持ちが強くなっちゃうかもしれないですね」と明かす。
しかし「好きであることを好きだと真っすぐ伝えることができるタイプ?」という質問には「×」を示し、「いろんな邪魔なものがあるんですよ。例えばプライドとか、照れとか。これってどうすればいいですかね?」と共演者たちに逆質問。すると宮沢から「僕は好きなものは好きと言えるけど、嫌いなものを嫌いと言えないんです。やりたくないことも“いいんじゃない?”と言ってしまう。そうなりたくないから、好きなことをとことん好きと言っていきたい」という自身の体験も交えたアドバイスが送られ、宮近は「思いがあることに対して真っすぐ飛び込んでいくと、変われるのかなと思いました」と宮沢の言葉を受けて気持ちを素直に出していくことを決意していた。
さらに宮近は、「人に相談するより相談されることの方が多い?」という質問には「〇」と回答。Travis Japanのリーダーを務めていることから「聞くことには慣れている」と言うものの、「先ほど言ったように素直に気持ちを伝えられないので、相談できない。相談を受けていても、テンションが高いと(リアクションを)返せるけど、めんどくさくなってくることも。相談するのもされるのも、あまりよろしくないのかも(笑)」とリーダーらしからぬ発言をして、福士から「そうだとしてもあんまり言わない方がいいのかも(笑)」と指摘され、観客から笑いが巻き起こっていた。

