M・ナイト・シャマラン監督、新作で『シックス・センス』路線復活か?

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1999年作品『シックス・センス』(99)では大ドンデン返しの結末で世界中をアッと言わせたM・ナイト・シャマラン監督。近年は『エアベンダー』(10)や『アフター・アース』(13)など、SFアドベンチャー的な大作でメガホンを取っていたが、久々に『シックス・センス』の路線に近い作品を手掛けているようだ。
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とは言っても、詳細が伝えられていないため、色々な意味で予想を裏切られる可能性もある本作のタイトルは、日本語で「日暮れ時兆候」を意味する『Sundowning(原題)』。母子家庭に育つ2人の子供が祖父母を訪ねた先で、大変なことに遭遇するというストーリーらしい。
すでに撮影は佳境を迎えているそうだが、母親役を現在公開中の『LIFE!』でオデッサを演じているキャスリン・ハーン、子供の一人で妹思いの兄をアメリカのテレビドラマで活躍するエド・オクセンボールドが演じていることが明らかになったと、The Wrapが伝えた。
シャマラン監督はこれまでの作品同様に本作で脚本と製作を兼ねる。製作総指揮は『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『インシディアス』シリーズのスティーヴン・シュナイダー。
自身でメガホンを取り、3DやCGを駆使した『エアベンダー』と『アフター・アース』では立て続きに大不評を買い、両作共にラジー賞候補となったシャマラン監督。間にホラー・サスペンス『デビル』があったが、製作と原案だけに留まった。
本作は『シックス・センス』のような低予算作品で、撮影もシャマラン監督の地元ペンシルベニア州で行われているとのこと。シャマラン監督の原点とも言える、ジワジワとくるサスペンス・ホラー色の濃い作品になることに期待したい。