『ハリポタ』スピンオフ映画『幻の動物とその生息地』は三部作に

大人気映画『ハリー・ポッター』シリーズに登場するホグワーツ校の指定教科書を基にしたスピンオフ映画が製作されることは昨年伝えたが、このスピンオフが三部作になることが明らかになった。
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スピンオフは、ハリー・ポッターたちが通うホグワーツ校の指定教科書『Fantastic Beasts and Where to Find Them(原題)』(日本語版のタイトルは『幻の動物とその生息地』)をベースにした作品。『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが本作の脚本を担当することが先に決まっていたが、米ワーナー・ブラザースのCEOケヴィン・ツジハラ氏とのインタビューで本作が三部作になることが明らかになったことをThe New York Timesが伝えた。さらにローリングが三部作の脚本を執筆することに合意しているという。
ローリングは本スピンオフが製作されることになった経緯を、「(ツジハラ氏と)1度食事した後、フォローアップの電話で会話した。それから草稿が届いて(読んだら)、自分の子供たちにとって記念になりそうな作品になると思ったのよ。それでリライトを始めた」と同紙に語った。
スピンオフは教科書の著者ニュート・スキャマンダーという魔法生物学者が主人公。ハリー・ポッターより70年も前の世界が舞台となるが、『ハリー・ポッター』シリーズの前編でも続編でもなく、魔法の世界の延長上にある物語と、ローリング自身は明かしている。
製作時期や監督、キャスティングについては不明。