デヴィッド・ドゥカヴニー、新ドラマに出演! 実在したカルト指導者を追う警官役に

世界中を席巻した人気海外ドラマ『X‐ファイル』シリーズのFBI捜査官モルダー役でブレイクしたデヴィッド・ドゥカヴニーが、米NBCの新ドラマ『Aquarius(原題)』に出演することが明らかになった。TV Guideが伝えた。
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最近は米Showtimeの海外ドラマ『カリフォルニアケーション』で乱れた女性関係が売り(!?)の小説家を演じていたが、本作でデヴィッドが演じるのはロサンゼルス市警の巡査部長。ジャンルさえ違えども、『X‐ファイル』で演じたようなダークな役柄になりそうだ。
ドラマの舞台は1960年代後半のロサンゼルス。デヴィッド演じる警官が年下の警官と共に、後に起きる連続殺人事件の首謀者チャールズ・マンソン率いるカルト教団に潜入捜査に入るというストーリーだそうだ。
チャールズ・マンソンと言えば、カルト教団を築き、ロマン・ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テートを殺害した実行犯を操っていた実在の人物。妊娠8ヵ月だったシャロンは1969年、屋敷に居た他の4人と共に、マンソンの命令を受けた侵入者たちに殺された。他にも裕福なラヴィアンカ夫妻が殺害されている。
本ドラマは13話構成となり、デヴィッドは映画『逃亡者』(00)を手掛けたジョン・マクナマラと人気海外ドラマ『プリズン・ブレイク』シリーズのマーティ・アデルスタイン、メラニー・グリーンと共に製作総指揮も務める。マクナマラは脚本も担当するとのことだ。放送開始予定日は不明。
アメリカを震撼させた名うての犯罪者として、アメリカの犯罪史に名前を刻むチャールズ・マンソンを取り上げ、後のシーズンには実際に起きた事件も取り扱うという『Aquarius(原題)』。法律の改正により死刑から無期懲役になったマンソンは、現在79歳にしてカリフォルニア州の刑務所に今なお服役していることもあり、何かと話題を呼ぶドラマになりそうだ。