上野樹里、「難しい役だが魅力を感じた」冷酷な復讐鬼役に確かな手ごたえ

女優の上野樹里が4日、都内で開催された新ドラマ『アリスの棘』(TBS系/毎週金曜22時)の第1話完成披露試写会に出席し、見どころや抱負を語った。
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この日はタイトルにちなみ「不思議の国のアリス」をモチーフにした会場がつくられおり、ドラマの世界観を盛り上げていた。
本ドラマは、構想3年の完全オリジナル作品。幼いころに医療ミスで父親を亡くした主人公が、自らも医師となり大学病院にもぐりこみ真実を暴きながら復讐していく姿を描く。上野は復讐を成し遂げるために命をかけるダークヒロイン・水野明日美を演じる。
上野がTBSドラマに出演するのは7年ぶり。この日は劇中で使用する医師の衣装で登壇した。上野は「オファーをいただいて、企画がしっかりと練られていて難しいチャレンジになると思ったけれど、今までやっとことのない役どころに魅力を感じました」と冷酷な復讐鬼という今までのイメージを覆す役どころにしっかりとやりごたえを感じている様子。
また、すでに撮り終えた1話を観たという上野は「疾走感があって、あっという間の1時間15分でした。1話ごとに追い詰めていく相手が変わっていくので観ている方にも楽しんでいただけると思う。見えない怖さや何をするか分からない怖さがある。主人公の明日美の成長物語にもなっています。アクセル全開で見ていただけたら…」と見どころもしっかりアピールした。
1話からプロデューサーや塚原あゆ子監督としっかり呼吸を合わせながら作っていったという上野は、監督の演出について「不思議なやわらかさとしなやかさがある」と女性監督ならではの繊細な演出に感心しきりだった。
ほかの共演者に、オダギリジョー、中村梅雀、藤原紀香、栗山千明ら豪華俳優陣が顔そろえる。ドラマ主題歌である、高橋優の「太陽と花」もドラマの世界観をいっそう盛り上げている。
TBS金曜ドラマ『アリスの棘』(毎週金曜22時)は、4月11日から放送(初回15分拡大版)。