『まどか☆マギカ』BD特典はほむら究極の悪魔バージョン!?声優陣が続編への思いも<AJ 2014>

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3月23日、東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan2014にて、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]反逆の物語』のステージイベントが行われ、悠木碧、斎藤千和、喜多村英梨、水橋かおり、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈のメインキャストが集結。AnimeJapan2014のステージ、大トリを華々しく飾った。
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本作は、テレビシリーズをベースに製作された『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語/[後編] 永遠の物語』を経て、満を持して送り出された完全新作。壮大な展開で幕を閉じた前作の“その後”が描かれるとあって、これまでの舞台挨拶やインタビューでは、“ネタバレ厳禁”が原則。この日のステージでは、ようやく箝口令から解放されたキャスト陣が、新編について熱い思いを明かしてくれた。
「まどか☆マギカ アンケート」と題したコーナーでは、それぞれが質問形式で、胸の内を告白。様々なアンケートが投げかけられたが、全員の答えが一致したのが、「(新編で結成された魔法少女グループ)ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテットの決めポーズを一番、楽しんでいたのは誰?」との質問。全員が「巴マミ」と即答すると、会場も一体となって、大爆笑だった。
第37回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞、大ヒットを記録した本作。ブルーレイ&DVD が4月2日より発売となるが、「完全生産限定版」の特典ブルーレイディスクには、ほむらが悪魔に覚醒するシーン以降の、ほむらの音声を1stテイクに差し替えたバーションが収録されるという。
ほむら役の斎藤は、「まだ絵がほとんどできていない状態で録った音声が、周りの方が言うには、あまりにも悪魔だと。絵が出来上がってきたら、音声と絵が少し合わないかもしれないということで、もう1回録り直した音声が、劇場でかかっているものなんです」と1st テイクの存在を解説。
「1st テイクが好きだと言ってくださる方も多い」と斎藤。「個人的には、全然違う心情でやったお芝居です 。1st テイクバージョンををこうやって皆さんに披露するのは、本当にありえないこと。少しドキドキしますが、これもスタッフさんの愛だと思います。皆さんも、また違うものを楽しんで、愛していただけたら嬉しい。『それは、愛よ』と思います」と、ほむらのセリフを絡めて心を込めると、会場からも大歓声がわき起こった。
最後には、まどか役の悠木が「まどかは、私が大学に入学した頃からずっとお世話になっているキャラクター。一緒に成長させてもらった彼女の“この先”を見てみたいなと思っています」と期待感を吐露。「皆さんの声が大きければ、またきっと、彼女たちのこの先の物語が続いていくんじゃないかなと思います」と語りかけると、会場も再び大歓声で応えた。キャスト陣、そしてファンの本作への変わらぬ愛情がひしひしと伝わるイベントだった。
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』ブルーレイ&DVDは発売中。