ハーフ芸人・アントニー大暴れ!「ガッキーと週刊誌を騒がせたい」と密かな野望を告白

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映画『47RONIN』DVD&ブルーレイ発売記念イベントが9日東京・ヨシモト∞ホールにて行われ、お笑い芸人のマテンロウ(アントニー、大野大介)、ドラッパ(リロイ太郎)、あわよくば(ファビアン)、ギャルソン(ジャン)、デスペラード(エマミ・シュン・サラミ)が登場。英語のしゃべれないハーフ芸人たちが、赤穂の赤い鎧姿で劇中シーンの再現に挑戦した。
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本作の主人公・カイ(キアヌ・リーブス)は、異国の血が混ざるハーフであるが故に侍として認めてもらうことが出来ず不遇の人生を送るという設定。この日集結した、ハーフであるが故に不遇!? の人生を送ってきたハーフ芸人たちもカイの気持ちが痛いほど理解できると口を揃え本作を大絶賛。
日本とアメリカのハーフ、マテンロウのアントニーは「もう“フォーティーンセブン”RONINしか観ない!」と力強くPRしていたが、相方の大野から「いやいや、“フォーティーセブン”RONINだから!」と鋭く英語の間違いを指摘され「え!? ガチで恥ずかしい! 俺、英検5級落ちたからなあ」といきなり英語力のなさを露呈。
さらに、現在の年齢を聞かれると「トゥウェルブ・フォー、24です」と自信満々に回答し会場は爆笑。間違いに気づいたアントニーは「近所の子供にバカにされるんで今のだけは使わないで!」となかったことにしようと必死だった。
劇中シーンの再現では、キアヌ演じるカイの見事な殺陣シーンと、柴咲コウ演じるミカとカイのラブシーンをハーフ芸人がそれぞれ熱演。しかし、重い甲冑を身につけての殺陣は容易ではなかったようでグダグダに。
ラブシーンもミカを演じたのがマテンロウの大野だったからか雰囲気に欠け、アントニーは大野を突き飛ばして女性MCにキスを迫るなどやりたい放題。取り押さえられたアントニーは「キスくらいいいだろ! 俺の国ではキスは挨拶だもん!」と大暴れで女性MCを本気で困らせていた。
イベント終了後の囲み取材では、ハーフ芸人たちが「ハーフ不遇あるある」話で大盛り上がり。子供の頃はまわりにヤンキーが多かったと話すアントニーは「めちゃくちゃカラまれましたね。でもマイク・タイソンの隠し子って嘘ついてたんでなんとか逃れてましたね」と不遇の少年時代の思い出を語った。
日本とイランのハーフ、エマミも「鶏の飼育員をやってたんですが、鶏が逃げていなくなったときは変な儀式に使ったんじゃないかと疑われたんですよ」と涙なしには語れない苦労話をそれぞれ披露した。
最後にハーフ芸人の人気が出てきたことでモテるようになりましたか? と記者から質問を受けたアントニーは「島国でこの顔がモテるわけねーだろ!」とブチ切れするも「ガッキー(新垣結衣)と週刊誌を騒がせたい」と密かな野望を告白。この突然の告白に記者から笑いが漏れると「なに笑ってんだよ! 夢くらい見させてくれよ!」と再びブチ切れ、「ガッキーとの熱愛だったら日本がひっくり返るだろうな(笑)」と微かな希望に頬を緩ませていた。
『47RONIN』DVD&ブルーレイは現在発売中。DVD:3400円(税抜)/ブルーレイ:3800円(税抜)。