バズ・ラーマン、70年代の異色ドラマ『燃えよ！カンフー』映画化で監督か
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映画『ムーラン・ルージュ』（01）や『華麗なるギャツビー』（13）の監督バズ・ラーマンが、カルト的人気を博す1970年代の異色ドラマ『燃えよ！カンフー』の映画化で監督を務めるかもしれない。
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ブルース・リー原案という『燃えよ！カンフー』は、アメリカで1972年から1975年に3シーズン続いたテレビ・ドラマ。1870年代の西部アメリカを舞台に、少林寺の修行を積んだ主人公ケインが母の祖国・中国を追われ、父の祖国アメリカに渡り、西部をさすらいながら試練に立ち向かうというストーリー。主演のケインをデヴィッド・キャラダインが演じた。
The Wrapによると、レジェンダリー・ピクチャーズが映画化を進めている本作で、ラーマン監督が交渉に入っていると、関係者が話しているそうだ。レジェンダリー側は本件に関して「ノーコメント」とのこと。
関係者の話だと、現行の脚本では舞台が中国に移っており、ケインが父親を捜しているというあらすじのようだ。途中で刑務所に入れられたケインが、塀の中で生き延びるために戦うという展開もあるという。
本作のキャスティングや撮影時期の予定などは不明。2011年頃に映画化の話があった際には、ミニシリーズ『ハットフィールド＆マッコイ：実在した一族VS一族の物語』で俳優としても活躍するビル・パクストンが監督候補に挙がっていた。
『燃えよ！カンフー』はシリーズの他、テレビ映画として、1986年にデヴィッドとブルース・リーの息子ブランドン・リーの共演となった『ブランドン・リーのカンフー・ファイター』（未）や、1992年に『カンフー／L.A.外伝』などの特別編が製作されている。
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