『ハリポタ』作家J・K・ローリングの『カジュアル・ベイカンシー』がドラマ化

『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みの作家J・K・ローリングによる大人向け小説『カジュアル・ベイカンシー』が、ミニシリーズとしてドラマ化されることが明らかになった。
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The Wrapによると、英BBCと米HBOが共同製作し、双方の局で放送するという。ミニシリーズは1時間の3話構成となり、この夏からイギリスのサウス・ウェスト・イングランドで撮影が始まる予定だそうだ。ローリングが『ハリー・ポッター』シリーズ完結後、原著を刊行した2012年にBBCよりドラマ化の発表があったが、現地時間4月24日にHBOが製作参加を発表した。
ローリングと彼女の書籍エージェント=ニール・ブレア、映画『ウォルト・ディズニーの約束』のポール・トライビッツ、リック・セナットが製作総指揮を務める。脚本はBBCの『Great Expectations(原題)』を手掛けたサラ・フェルペスが担当。監督は映画『宇宙人の解剖』(09・未)のジョニー・キャンベルに決定している。
『カジュアル・ベイカンシー』はイギリスの架空の町パグフォードが舞台。40代の男性議員の死をきっかけに、パグフォードの町に様々な騒動が巻き起こり、突然空いてしまった議席を巡る選挙で、町民たちの素顔が露わになっていくという。日本では講談社より2012年に邦訳のハードカバー、2014年2月に文庫本が発売されている。
ミニシリーズの放送時期、キャスティングなどの詳細は発表されていない。