人気コミック『海街diary』実写映画化決定! 監督は是枝裕和に

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「月刊フラワーズ」(小学館)にて不定期連載中であり、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞した大人気ベストセラー・コミックス『海街diary』の実写映画化が決定した。メガホンを取るのは「この作品はどうしても自分の手で映画化したかった」と熱望したという是枝裕和が務める。
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本作は、鎌倉の祖母の残した家で暮らしていた3姉妹のもとに、幼いころに別れたきりだった父が残した“異母妹”を迎えることになった、家族の絆の物語。海の見える街に暮らす姉妹たちが織り成す清新でリアルな姿を描く。
是枝監督は本作について「原作モノの映画化に心動き、心躍ることは少ないのですが、この作品は、1巻目を手にした瞬間からどうしても自分の手で映画にしたいと思い続けていました。光と闇の散りばめられた4姉妹の物語に出会えたこと。そして、念願かなってその映画化に監督として関われること。今、このふたつの喜びを噛みしめているところです」と感無量な気持ちを語る。
原作者の吉田秋生は「映像化のお話は色々いただいていましたが、一番に手を上げて下さっていた是枝監督にお任せすることにしました。私自身、是枝監督の処女作品からのファンでしたし。スクリーンの香田姉妹、私も会うのが楽しみです」と、映像化を楽しみにしている様子だ。
4姉妹を演じるキャストについては近日中に発表予定。映画『海街diary』は2015年初夏全国ロードショー。