関ジャニ∞渋谷すばる、映画単独初主演!「髪をバッサリと切りました」

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人気アイドルグループ・関ジャニ∞の渋谷すばるが、『苦役列車』の山下敦弘監督最新作『味園(ミソノ)ユニバース』で、単独として映画初主演を務めることが決定した。
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大阪を舞台にした本作は、人生を踏み外し、「歌うこと」以外すべての記憶を失った男が主人公。あるバンドとそのバンドマネージャーの少女との出会いをきっかけに、過去と向き合い、現在の自分との間で揺れ動きながらも、自身を見つけ出そうとする物語が描かれる。
渋谷が演じるのは、記憶を失った男。人を寄せ付けない凶暴さをもちながら、繊細で不器用、でも歌においては実力を発揮するキャラクター。役作りについて「音楽をやっている時と同じような感覚で、現場に入って、その時その時感じたことを表現していけたらいいなと思っています」と明かしており、「撮影に向けて今まで長くしていた髪をバッサリと切りました」と初の単独主演作に気合十分だ。
一方、ヒロインには、『ヒミズ』の二階堂ふみが決定。『脳男』、『地獄でなぜ悪い』など話題作に出演する二階堂が今回扮するは、高校を中退し、痴呆症の祖父と2人で暮らしながら、好きなバンドのマネージャーと古びたスタジオの経営で生計をたてる少女。渋谷演じる記憶を失った男との出会いが彼女を変えていく。
リアリティーのある世界観と現実に向き合う登場人物を魅力的に描くことに定評のある山下監督は「音楽映画としても、特にライブシーンに答えが出るような映画にしたいと思っていますので、そちらもご期待下さい」と見どころを明かした。
『味園ユニバース』は2015年2月、全国公開。