大竹しのぶ、映画『マレフィセント』主題歌で紅白を狙う!? 「頑張ります!」

女優の大竹しのぶが11日、都内にて行われた自身が主題歌を歌う映画『マレフィセント』の「歌でチャレンジ!コンテスト結果発表会」にプレゼンターとして出席した。会場で生歌を披露した大竹は紅白への意気込みを聞かれ「頑張ります!」と笑顔で応えていた。
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本作は、オーロラ姫に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセントの視点で描いた究極の愛の物語。映画ではマレフィセントがオーロラ姫を眠らせた理由について描かれている。大竹が歌っている主題歌「ONCE UPON A DREAM~いつか夢で~」は1959年のディズニー映画『眠れる森の美女』に登場する歌『いつか夢で』に世界で唯一、新訳歌詞をあてたもの。歌詞は日本のためにだけ作られたオリジナルだ。
この日、マレフィセントを意識したという襟が金色の黒いドレス姿で登場した大竹は、日本語吹替版主題歌「ONCE UPON A DREAM~いつか夢で~」を生披露して会場を魅了した。歌手デビューから38年目にして初めて映画主題歌を担当することになった大竹は、ディズニーからのオファーに「何で私に?」と驚いたことを明かし、家族や友人もビックリしたが、喜んでくれたことを明かした。さらに、「歌を聴いてわたしだと分からない人もたくさんいた」とコメントした。
大竹は「すごく低い音で、子守唄のように優しく歌うというのは、すごく難しかったです」と振り返りつつも、「でも、とてもきれいな歌で、『母性』というか、強い『愛』を感じて、歌っていてすごく優しい気持ちになりました。歌えば歌うほどに好きになりました」と話し、「エンドロールに流れる曲なので、その世界の邪魔にならなければ…」と胸の内を明かした。
この日は映画の公開を記念して行われた、日本語版主題歌歌唱コンテストで全国から1000人のエントリーがあった。その中からファイナリスト8組のパフォーマンスと審査発表が行われた。グランプリは秋田からエントリーしたかおりさんで、たおやかに歌い上げるすばらしい低音が決め手となったそうだ。
映画『マレフィセント』は2D/3Dともに絶賛公開中。