『かぐや姫の物語』英語吹き替え版に『キック・アス』のクロエ・モレッツ

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スタジオジブリの高畑勲監督作『かぐや姫の物語』英語吹き替え版で、映画『キック・アス』シリーズの女優クロエ・モレッツが、ヒロインかぐや姫の声を務めることが明らかになった。
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本作をアメリカで配給するGKIDSが現地時間7月15日に発表したということで、Deadlineなどの海外メディアが伝えた。ジブリ作品の英語版はこれまでにも、『ハウルの動く城』ではクリスチャン・ベイル、『崖の上のポニョ』ではマット・デイモンやケイト・ブランシェット、リーアム・ニーソンなど、多くのハリウッド・スターがボイスキャストを務めたが、本作でもクロエのほか、第一線で活躍するスターが集結している。
映画『ゴッドファーザー』(72)、『ミザリー』(91)のジェームズ・カーンが翁、映画『ラスト・ベガス』(14)のメアリー・スティーンバージェンが媼、海外ドラマ『glee/グリー』のダーレン・クリスが捨丸、映画『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのルーシー・リューが相模の声を務めるそうだ。また、ボー・ブリッジスやジェームズ・マースデン、ジョン・チョーなども名を連ねている。製作総指揮は、『崖の上のポニョ』英語吹き替え版でプロデューサーを務めたフランク・マーシャル。
本作は日本の古典文学『竹取物語』を題材に、かぐや姫の日常や心情に焦点を当てながら、かぐや姫がなぜ地球に来て、そして月へ去らねばならなかったのか。姫の犯した罪と罰を描く真実の物語。製作費50億円を投じ、製作に8年を費やした娯楽超大作として、日本では2013年11月に公開された。
『かぐや姫の物語』英語吹き替え版は、アメリカで10月17日(現地時間)に公開される予定だ。