赤い服を着た女性は同性から嫌われる!? 米大学研究チームが発表

「特に心当たりがないのに、同性から嫌われやすい」という女性は、もしかしたら着ている服の色に問題があるのかもしれない。
【関連】ファッション界の重鎮やセレブが登場!「CFDAファッションアワード2014」フォト集
先日、「Personality and Social Psychology Bulletin」にて発表された研究結果によると、赤い服を着た女性は、白や緑を着た女性よりも、同性には「性的な脅威」としてうつることが明らかになった。
ロチェスター大学などの研究チームが196名の女性に対して行ったリサーチで、女性を2つのグループに分け、片方には白いドレスを着た女性の写真を、もう片方には赤いドレスを着た女性の写真を見せるというもの。実はこの写真は、フォトショップで女性の服の色を変えただけのもので、体型や露出度も全く変わらない。それにもかかわらず、「写真の女性はセックスに興味がありそうだと思うか」と聞くと、赤いドレスを着た女性の写真を見たグループは「性的に奔放そう」と答える人が多かった。それだけではなく、悪口や意地悪なコメントもむけられたという。
また、白だけではなく、緑と比較したときにも、赤い服の女性に対しては「自分の彼氏と二人きりにさせたくない」という意見が多く出たそうだ。
論文の筆頭著者であるAdam Pazda氏は、「相手への印象や扱い方を変えるのは色なのかもしれない」と、アメリカの3大ネットワークの一つ、ABC局でのインタビューで語っている。