サム・ライミが『死霊のはらわた』テレビ版を企画、アッシュ役B・キャンベルも参加

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スプラッター・ホラー映画の金字塔『死霊のはらわた』シリーズの生みの親サム・ライミが、出席したサンディエゴ・コミコンのイベントで、本シリーズのテレビドラマ化を企画していることを明らかにしたそうだ。
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The Vergeによると、ライミはシリーズ第3作『キャプテン・スーパーマーケット』(93)や『スパイダーマン3』(07)など、多くの作品でタッグを組んでいる兄のアイヴァン・ライミと共に、『死霊のはらわた』テレビシリーズの脚本を執筆していると発表したそうだ。そして、シリーズを通して主演のアッシュを演じた俳優ブルース・キャンベルをキャスティングする予定だという。
それ以上の詳細は伝えられなかったとのことで、テレビシリーズにおけるブルースの役柄が、どのくらいの重要度なのかは不明とのこと。映画シリーズと同じようにアッシュが主人公となるのか、別のキャラクターを立てるのか、ストーリーに関しても今後の続報を待つ形となった。
映画版の第1作『死霊のはらわた』(85)は、ブルース演じるアッシュを主人公に、別荘を訪れた男女の若者たちが“死者の書”を見つけ、死霊を解き放してしまうというストーリー。本国アメリカでは1981年に公開され、以後、『死霊のはらわたII』(87)、アッシュが中世にタイムスリップしてしまう『キャプテン・スーパーマーケット』(93)と続き、2013年にはライミ製作でリメイク版が公開された。
本シリーズは現在もホラー映画ランキングやキャラクターランキングで上位に食い込む人気作品。映画では『キャプテン・スーパーマーケット』の続編企画があるとのことだったが、ファンとしてはこちらも合わせて進捗情報を待ちたいところだ。