<閲覧注意>検索できる身の毛もよだつ「怖い話」6選

まもなく夏も終わりだ。蝉の声も少なくなりはじめたが、読者のみなさんはこの夏、どれほど風物詩を楽しんだろうか。海やバーベキュー、かき氷など、並べればキリもないが、もう一つ、思い出して欲しいものがある。日本の夏の風物詩「怖い話」である。古くは『四谷怪談』や『番町皿屋敷』にも通じるが、後味の悪い「怖い話」を検索ワード別に、いくつか厳選してみた。
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ネットユーザーならおなじみのものばかりかもしれないが、いま一度、振り返って頂きたい。尚、諸説ある中での代表的な事例を参考にしている。
■きさらぎ駅
異世界へ迷い込んだとされる、ある女性の話。通勤電車の帰宅時に起きたできごとが、某巨大匿名掲示板にて時系列的に綴られている。女性の書き込みと閲覧者のレスが交わされる様子が、現実的で不気味。尚、真偽は不明だが後日談もあるほか、類似の話も多数。
■くねくね
多くは田んぼの中や川原などの水辺に表れるという謎の物体である。おおむね人間とは思えない、名前のごとくくねくねした動きが特徴。徐々に近づくなどして正体を知ると、精神に異常をきたすという。
■だるま女
有名な都市伝説の一つ。60年代のフランスで囁かれた「オルレアンの噂」が元ネタとされる。新婚夫婦がブティックへ立ち寄ったところ、試着室から奥さんがこつ然と消えたという話。世界中で語られているが、結末は猟奇的なものが多い。
■八尺様
名前のとおり「八尺(約2.42メートル)」の巨大な女性の姿だとされる。「ぽ、ぽぽぽぽ……」という不気味な声を発しながら、狙った人間を追いかけ回す。尚、ネット上では萌え化した八尺様も多数みられる。
■猛スピード
正確には「猛スピード 怖い」と検索する。ある人物が屋上から双眼鏡を覗いていると、遠くから得体の知れないものが突如としてこちらへ向かってくるという話。短編ながら、身近に感じられる描写が後味の悪い怖さをよりきわだたせている。
■ヤマノケ
ドライブへ向かった親子が、ふざけ半分に入った山中で正体不明の化け物と遭遇するという話。ある瞬間に娘が発する「はいれたはいれた……」という不気味なつぶやきが、読み終えたあとにも尾を引く。山中でのできごとはもちろん、後日談まで綴られている。
さて、いかがだっただろうか。これらの他にも、ネット上では数々の怖い話が語り継がれている。わずかでも興味があれば、ぜひとも自身の目で確かめて頂きたい。ただし、読んだあとに何が起きるかは保証できない。(文:カネコシュウヘイ、調査協力:マサト)