米ワーナー・ブラザース、ヒーロー映画に異例のジョーク禁止令!?

クリストファー・ノーラン監督の『バットマン』シリーズ三部作や、スーパーマン最新作『マン・オブ・スティール』などを製作する米ワーナー・ブラザースが、DCコミックのスーパーヒーロー系映画にジョーク禁止令を施行しているという噂が浮上し、話題になっている。
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Hitfixが「今度で5回目くらい」の聞いた話として、ワーナー・ブラザースが製作予定のDCコミック系スーパーヒーローの映画に、ジョークを織り交ぜることを厳禁にしていると伝えたのがことの発端のようだ。この話をBadass Digestもバックアップし、/Filmなども伝えた。
ジョーク禁止令のお達しが出たのは、ライアン・レイノルズがタイトルロールを演じた2011年作品『グリーン・ランタン』の興行的失敗が影響しているという。本作はジョーク満載だったがコケてしまい、以来、DCコミック系の作品は真面目路線になっていると分析されている。『ダークナイト ライジング』(12)や『マン・オブ・スティール』(13)などは、ほんの少しジョークがあっても作品自体はエッジーでダークな仕上がりになっており、スタジオ側はこの路線で推し進める方針だとのことだ。
この噂に対し、俳優のセス・ローゲンが自身のツイッターで、/Filmの編集者ラス・フィッシャー向けに「こんなの、デタラメだ」「つまり事実じゃない」と反論したが、果たして真相は?
同じアメコミヒーロー物でも、今夏の大ヒットとなった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)や『アベンジャーズ』シリーズなどジョークが利いているマーベル系。二大アメコミ・ブランドが正反対の路線でぶつかり合う結果になるのだろうか。