他人にコーヒーをおごるブーム!? 米スタバで始まった謎のサイクルが話題

米メディアCNNのウェブ版によれば、アメリカ・フロリダ州セントピーターズバーグにあるスターバックスのドライブスルーで、客が自分の後に来店した別の客にコーヒーをおごる行為が突如として始まり、2日間で750人が加わったという。この行為は「ペイ・イット・フォワード(受けた親切を相手に返すのではなく次へ渡すこと)」と呼ばれ話題になっている。
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店のマネージャーの話によれば、20日の朝7時頃、60代くらいの女性が来店し後続の客にコーヒーをおごったことから始まったとのこと。その日来店した客の1人、ルーシー・ラモーン氏は、同日に2度来店しては次の人におごったそう。「この行為は人を笑顔にするわ」と満足げに語っている。
一方、この“おごりの列”を意図的に止めた人がいた。地元に住むブロガーのピーター・ショーシュ氏だ。「客は店員から前の客がコーヒー代を払ってくれたと告げられ、次の人の分を払う気はあるかと聞かれる。これは気前のいい行為ではない。罪だ」と自身のブログに書きこんでいる。また「店員に100ドルをチップとして渡したんだ。白けたなんて批判しないで」と明かしている。