J・K・ローリング、『ハリポタ』ダンブルドア校長ゲイ批判にツイッターで反論

映画・小説共に人気の『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが、ホグワーツ魔法魔術学校の校長アルバス・ダンブルドアが同性愛者であることが分かってからファンをやめたとツイートした元ファンに苦言を呈したそうだ。
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The Independentによると、ある元ファンの男性がローリングのツイッターに批判的なコメントをしたという。男性は「ダンブルドアが同性愛者であることをあなたが明かしてファンをやめた。あれは見事な不意打ちだったよ。何十億ドルもの儲けを楽しんで」と、ホモフォビア的なコメントを残すと共に、シリーズで大成功を収めたローリングを批判した。
E!Onlineによると、ローリングは2007年に観客を前にした公開Q&Aで、「私はいつもダンブルドアを同性愛者として考えていました」と、ダンブルドアが同性愛者であることを明かしている。
ローリングは男性のツイートを受け「あなたには、すぐにでもブライアン・ソーターをフォローするようアドバイスする。彼はきっと、あなたと同類よ」と反論したそう。ソーターはスコットランドの資産家で、学校などで児童に対し同性愛者を正当化する教えを禁止する法律修正条項のサポーターとのこと。男性のツイートは現在削除されており、ツイッターのアカウントも閉鎖されている。このローリングの返信ツイートも、現在は削除されている。
その後、男性はツイッターのアカウントが炎上したが謝罪する気はないと再びツイート。ローリングのもとには彼女をサポートするメッセージが多数届いたようで、「私に素晴らしいメッセージをツイートしてくれた皆さんに感謝します。私のことは心配しないで。つまり、アルバス・ダンブルドアのことよ」とツイートしている。