ウォン・カーウァイ監督が伊勢谷友介を絶賛! 台湾の映画賞で伊勢谷との再会を期待

関連 :
『恋する惑星』や『ブエノスアイレス』で知られる世界の名匠、ウォン・カーウァイ監督が、映画『ザ・テノール 真実の物語』での伊勢谷友介の演技を絶賛したことで、同映画に注目が集まっている。
【関連】『ザ・テノール 真実の物語』フォトギャラリー
ウォン・カーウァイ監督は、10月11日まで開催されていた、アジア最大級の映画祭「第19回釜山国際映画祭」に来場。「韓国映画の今日―パノラマ部門」に正式出品されていた本作を1000人もの観客によって埋め尽くされていた会場で一緒に鑑賞したという。
さらに、上映終了後のパーティにも出席したウォン・カーウァイ監督は、キム・サンマン監督を始め、すべての出演者と握手。特に、伊勢谷の演技の素晴らしさに感嘆し、過去にどのような作品に出演したのかをたずねるなどして、会話を弾ませた。
そして、ウォン・カーウァイ監督は、11月6日より開催される台湾版のアカデミー賞「2014台北 金馬奨」に本作が公式招待されたことへの祝辞を述べると、台湾での再会を期待するメッセージを贈った。それを受けて、伊勢谷は金馬奨へ出席するために、現在スケジュールを調整中だという。『ザ・テノール 真実の物語』の上映は11月14日、15日を予定。
本作は、声を失った天才オペラ歌手ベー・チェチョルと彼の声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた、奇跡の実話。天才オペラ歌手を『オールド・ボーイ』の犯人役で鮮烈な印象を残したユ・ジテが、チェチョルを献身的にサポートする音楽プロデューサーを伊勢谷が演じている。
2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で吉田松陰役を演じることも発表され、注目されている伊勢谷。巨匠からも絶賛された彼の名演技は、一見の価値ありだ。
映画『ザ・テノール 真実の物語』は絶賛公開中。