福士蒼汰「役者としてもっとやりたい」国際映画祭への初参加に確かな手応え

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福士蒼汰が、イタリア・ローマにて開催された第9回ローマ国際映画祭のコンペティション部門に出品された映画『神さまの言うとおり』のワールドプレミアに出席。福士は、イタリア語、英語での流暢なスピーチを披露し会場を沸かせた。
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福士のほか、本作のヒロインである山崎紘菜と三池崇史監督の3人で出席した同映画祭。三池監督は、本作が『悪の教典』『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』に続き3度目の出品。福士と山崎は、そろって国際映画祭へは初めての出席となった。
上映前のレッドカーペットでは溢れんばかりの人がギャラリーに詰めかけた本作。また上映後は、約4分間に及ぶスタンディングオベーションが贈られ、鳴りやむことない拍手喝采を受けた。
福士は「スタンディングオベーションの景色を見て、人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのか分からなかった」と正直な気持ちを吐露。だが「みなさんに受け入れてもらえて本当に嬉しいです。役者としてもっとやりたいという気持ちが沸き起こってくる舞台でした」と手応えを感じた様子。
さらに、本作鑑賞後の観客について「本編も初めてイタリアの方々と一緒に観たのですが、もう予想外。こんなに笑いが起こるなんて。“大笑い”できる作品なんだと思いました。僕もすごく楽しめました」と観客の反応が意外だったものの、福士自身はその反応も楽しむことができたようだ。
三池監督は本作のコンペティション部門とは別にマーベリック賞を受賞した。なおコンペティション部門の受賞作品は、同映画祭最終日となる25日(現地時間)に決定する。
映画『神さまの言うとおり』は11月15日全国公開。