成人した『ピーター・パン』のロストボーイズが命を狙われる!ミステリードラマ製作へ

おとぎ話や童話のキャラクターたちを実写ドラマ化する企画が流行っているアメリカ・テレビ界。『ピーター・パン』に登場するロストボーイズは、ピーターと同じように親からはぐれて年を取らなくなった迷い子たちだが、大人になった彼らが命を狙われるミステリードラマ企画が浮上している。
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Deadlineによると、FOXが脚本執筆をオーダーしたという新ドラマ『League of Pan(原題)』は、ジェームス・マシュー・バリー原作の『ピーター・パン』から着想を得たドラマチックなミステリーになるとのこと。舞台を現代のロサンゼルスに移し、ネバーランドの人気キャラクターたちが登場するが、主要人物はロストボーイズになるらしい。
ネバーランドを去ってから15年。大人になったロストボーイズの面々は、誰かが自分たちを1人ずつ殺害しようとしていることに気付く。そして犯人と理由を突き止めて生き残るため、楽園を去る原因となった過去の激しい対抗意識や反目感情を捨てて、一致団結する必要が出てくるという展開になるという。
20世紀フォックステレビジョンとイマジン・テレビジョンのもと、海外ドラマ『シークレット・サークル』の企画・製作総指揮アンドリュー・ミラーが脚本を手掛け、『24 TWENTY FOUR』シリーズのブライアン・グレイザーらと共に製作総指揮を務めるそうだ。
最近、何かと人気の素材になっている『ピーター・パン』。同ドラマのほか、やはり現代に舞台を移し、ピーター・パンとウェンディをモチーフにした恋愛コメディドラマ『Wendy And Peter(原題)』の企画がNBCで進行中だ。同局ではまた、『ピーター・パン』実写版ミュージカルを特番として12月に生放送する予定だ。