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『秒速5センチメートル』ヒロインは高畑充希! 原作・新海誠絶賛「作っておいて良かったと、心から思えた」

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映画『秒速5センチメートル』場面写真
映画『秒速5センチメートル』場面写真(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会

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 高畑充希が、SixTONESの松村北斗が主演する映画『秒速5センチメートル』に出演することが決定。原作・新海誠からのコメントも到着した。合わせて、ティザービジュアル第4弾も公開となった。

【写真】大人になった明里(高畑充希)の想いが垣間見える、ティザービジュアル第4弾

 本作は、日本を代表するアニメーション監督・新海誠の劇場用アニメーション『秒速5センチメートル』を原作とした実写映画。これまで新海誠アニメーションの実写映像化作品が公開されたことはなく、本作は新海誠の初実写化公開作品となる。主演は松村北斗、監督は奥山由之。

 踏切越しに浮かべた無邪気な笑顔と、電話ボックスで謝りながら流す涙。雪と桜の花びらが舞う夜更け、瞳を閉じた遠野貴樹の心に浮かぶのは、幼き日の、篠原明里との忘れられない記憶。あの日の約束を、いまも僕は想い出す―。

 高畑は、主人公・遠野貴樹が小学生のころに出会い、ともに過ごすうちに心を通わせていく本作のヒロイン・篠原明里を演じる。「来年も、一緒に桜見れるといいね」と、この先もずっと一緒に過ごしていけると信じていた幼い2人は、親の転勤を機に離れ離れになってしまう。中学生での再会時に交わした約束を最後に、それぞれの道を歩み続け、やがて大人へと成長した明里(高畑)は、新宿で書店員として働く静かな日常を過ごしていた。

 原作ファンからも注目されるヒロイン役に、高畑は「新海さんのアニメの中に居る明里さんは、動く度花びらが舞うような、『素敵な女性、という概念』みたいな存在だった」「本当に?! 私ですか??? と、不安だらけ」だったと、原作の明里に対する印象と、演じることへの不安を語り、ただ「いただいた台本を開くと、そこには『概念』じゃなくて『人間』が居て、私が見させてもらっていた明里さんは、貴樹の目を通した明里さんだったのかなぁ、と。少しだけ明里さんを身近に感じることが出来ました」と同級生でもある奥山監督率いる実写チームが再構築した、実写版『秒速5センチメートル』に期待のコメントを寄せた。

 さらに、高畑演じる明里の姿を映したティザービジュアル第4弾も解禁。曇る窓ガラスを背景に、バスの座席に座る明里の横顔。目線の先には手に持つ1枚のチラシ。「好きな景色、好きな言葉。あの時、そういうもの全部に出会った。」大人になった明里の想いが垣間見える、ある雪の日のシーンを切り取った。

 先日、ついに完成した本作。映画化発表時には、「奥山監督をはじめとした若く熱心なチームがふたたび『秒速5センチメートル』に向き合ってくれていることに、私はとても興奮しています」「誰よりも完成を心待ちに、応援しています」とコメントを寄せ、情報解禁の度に自身のSNSでも期待を寄せるポストをしていた現作者の新海誠が、先日、本作の初号試写を鑑賞。「自分でも驚いたことに、泣きながら観ていました。原作由来の要素に自分で泣いているのか、奥山組に泣かされているのか、あるいは失われた2000年代に泣いているのか自分でもよく分からないまま、でもとにかく、強く感動させられました」と完成したばかりの本作に対する感想を述べ、「今回の実写映画では当時のその不器用な種が、青さも含んだままに見事な結実となっていました。『秒速5センチメートル』を作っておいて良かったと、(ほとんど初めて)心から思えました」と20年前に作られたアニメーション映画を新たに実写版として完成させた奥山組への感謝の言葉で締めくくった。

 実写映画『秒速5センチメートル』は、10月10日公開。

※高畑充希、新海誠からのコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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