ラスボス小林幸子、“転生とパワーアップ”を語る 自身初となる映画PRイベントに登場

いまや“日本最強のラスボス”と称される演歌歌手・小林幸子が10日、ハリウッド大作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のブルーレイ&DVDのリリース記念特別試写会に登場。芸能生活50年目にして、小林自身初となる映像作品のPRイベント出演に、多くの報道陣から注目が集まった。
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本作は、桜坂洋原作のライトノベル『All You Need Is Kill』の実写化。日本のライトノベルが初めてハリウッドの原作に使われたSF映画で、主人公のウィリアム・ケイジ(トム・クルーズ)が、壊滅状態に陥った世界でループする時間軸の中、死と再生を繰り返しパワーアップを重ねながらさまよい続ける物語だ。
今回、小林のイベント出演にいたったのは、テーマに「タイムループ」を据えた同作の世界観になぞり、ここ数年でニコニコ動画などを中心に様々な“転生”を続けてきた小林の生きざまそのものが理由。常に進化とパワーアップを繰り返すという小林が、作品のイメージと合致したのがきっかけとなった。
小林は観音様を思わせる衣装で登場。まるでラスボスを具現化したような豪華絢爛な姿に、一般客もたくさんの歓声と拍手を浴びせていたほか、報道陣によるまぶしいほどのフラッシュが壇上を包み込む。
テーマの転生と自身の生きざまを絡めた質問に小林は、「転生してパワーアップするという誰もが抱く願いが見事に表現された映画。私もパワーアップしながら、みなさんから頂いたエネルギーを返しつつ生きていきたい」とこれからの活動に熱い思いを語った。また、今回のイベントも含め初めての挑戦が目立ったこの1年を「思い込みを捨てて、思いつきを拾う。おもしろがって“やってみよう”と思うのが大切だと気づかされた」と振り返った。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ブルーレイ&DVDは、11月12日発売。同日レンタル開始。