風間俊介主演、大人が泣ける漫画『猫なんかよんでもこない。』映画化

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「大人が泣ける漫画」として注目され、男女ともに人気の実話漫画『猫なんかよんでもこない。』(著・杉作)の映画化が決定。主演はジャニーズきっての演技派俳優・風間俊介。映画主演は『前橋ヴィジュアル系』以来、5年ぶりとなる。
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本作は、実話をもとにした猫と男の感動物語。“犬派”の崖っぷちボクサー・ミツオは、兄貴が拾ってきた2 匹の猫の世話をひょんな事から任せれ、猫たちと共同生活を始める。それをきっかけに夢への挫折、日々のさみしさなど空っぽになった気持ちを猫たちとの生活で少しずつ埋めていき、次第に自分自身も見つめなおしていくようになる。
ダメボクサー・ミツオ役を演じるのは、NHK連続テレビ小説『純と愛』で愛役を演じた風間俊介。ダメ漫画家でミツオの兄貴役はつるの剛士、ヒロインで幼稚園の調理員・ウメさん役は注目女優の松岡茉優。監督・脚本は、麻生久美子×大泉洋出演の映画『グッモーエビアン!』などを手がけた山本透監督が務める。共同脚本は、映画『永遠の0』で死に直面する特攻隊の苦悩を描き、世代を超えて涙を誘った林民夫。
主役の風間は「思い通りにならないっていうのを、どこまで対応するかという現場でした」と動物との共演を振り返りつつ、「タイトル通り『猫なんかよんでもこない』。この映画は猫が主役です。存分に猫に振り回されている“ミツオ”を楽しみにしててください。」と期待のコメントを寄せた。
また山本監督も「自由奔放な猫たちの演技に 翻弄されながらスタッフ・キャスト一丸となって、とにかく猫と向き合い続けました。風間さんには、猫が何をしようが演技は続けるという無茶な要求をしましたが、持ち前の瞬発力で、繊細な演技を見せてくれました」と風間の柔軟な対応を絶賛し、今までにない『新しい猫映画』に手応えを感じているという。
映画『猫なんかよんでもこない。』は2016年全国公開。