ポール・マッカトニー、ジョンの死の前に友情を修復できたことが「慰めになった」

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音楽史に残る伝説のロックバンド「ザ・ビートルズ」。そのメンバーだったポール・マッカトニーとジョン・レノンはグループ解散前に不仲になったと言われているが、ポールがジョンと仲直りできた時の喜びやジョンの死に受けた衝撃について英テレビ番組で語った。
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Peopleが伝えるところによると、ポールはイギリスのトーク番組『The Jonathan Ross Show(原題)』に出演し、ジョンが凶弾に倒れ40歳で死去する前に友情を修復できたことに感謝していると明かしたという。「仲直りできて本当によかったよ。素晴らしい関係だったのにそれが悪化したまま、彼が殺されていたら最悪だったに違いないから、(彼が亡くなる前に)関係を修復できたのが少なくとも慰めになった」とポール。「僕たちは本当に仲のいい友人だった」。
ポールはまた、有名になる前から友人だったジョンの訃報を聞いた時のことをこう回想した。家にいて朝早くに電話を受けたというポール。ジョンが殺害されたことを聞いて呆然となったという。「あまりにも恐ろしいことで誰もが受け入れられなかった。僕も同じで(状況が)飲み込めなかった。彼とはもう二度と会えず、一緒につるむことができないんだと思うと悲しくてしかたなかった」。
「何日もの間、彼が二度と戻ってこないなんて考えられなかった」とポール。電話の後、当時の妻リンダや子供たちにジョンの死を伝えたというが、ショックが大きすぎて非常に辛かったと、声をかすめながら語った。