土屋太鳳『まれ』登場直前の気持ちを告白 「輪島塗のような時間」と目標を宣言

女優・土屋太鳳が3日、自身のブログにて、ヒロイン・希(まれ)役で出演するNHK朝ドラ『まれ』への登場を目前に控えた現在の気持ちを綴り、目標を「輪島塗」とし「輪島塗のような時間をめざしたい」と宣言した。
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撮影へ取り組む現在の気持ちを、「すごく考えたけど、わからないまま今日が来てしもうた。でも“しかたないね”と、今私の中のまれちゃんが言ってる気がします」と、不安が入り混じる気持ちを覗かせた土屋。だが「気合い、いれとるよ。ほんなら行ってくるね!!」と最後は覚悟を決める。
そして、ドラマでの今週の目標を“輪島塗り”と語った土屋。輪島塗はドラマの舞台となる石川県の伝統工芸であり、ドラマのオープニングでも毎回その製造工程が映し出されている。
このコメントからは、土屋自身が劇中で「輪島塗」に関わるシーンも予想されるが、土屋は「輪島塗のような時間をめざしたい!」と宣言。その真意として「演技は嘘をつけるかもしれないからこそ、嘘をつかない自分でいたいぞという願いをこめて」と、伝統工芸と役者としてのあるべき姿を照らし合わせた純粋な思いを語った。
30日より始まったドラマ『まれ』は現在、主人公の津村希役を子役の松本来夢が担当中だが、来週より、成長を遂げた希役として土屋がドラマに登場する。そのバトンタッチの気持ちを「本当に一生懸命、キラキラと演じてくれた能登でのチビまれちゃんを受けついで、デカまれも踏んばってくるよ」と、少しポップな表現の中に、大役を受け継ぐ緊張を感じている様子を匂わせていた。