『ロッキー・ホラー・ショー』TVリメイク進行中、『THIS IS IT』監督が参加
海外ドラマ
リチャード・オブライエン原作のホラーミュージカル劇『ロッキー・ホラー・ショー』。米FOXが、1975年にはティム・カリー主演で映画化された、カルト的な人気を博した異色ミュージカルを2時間のテレビ特番としてリメイクする企画を進めているという。Deadlineが伝えた。
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『ロッキー・ホラー・ショー』は、ブラッドとジャネットの若いカップルが雨宿りした古城で、奇抜な城の主人フランクン・フルター博士と出会い、摩訶不思議な世界へと引き込まれていくストーリー。奇抜なコスプレやトランセクシャル的な要素を織り交ぜながら、ホラーとユーモアを絶妙に組み合わせ、熱狂的なファンベースを確立した。
2時間の特番としてテレビ放送する前提で進められている企画は、海外ドラマ『バフィー～恋する十字架～』の製作総指揮を務めたゲイリー・バーマンと、映画版のプロデューサーを務めたルー・アドラーが製作総指揮として参加するという。テレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』シリーズや映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』（09）の監督ケニー・オルテガが、特番の振り付けと監督を務める予定だそうだ。
『The Rocky Horror Picture Show Event』との仮題がついたテレビ特番は、生放送ではなく録画になるという。FOXでは1973年初演のミュージカル版の30周年記念となる2003年に、『ロッキー・ホラー・ショー』のテレビ特番を放送することを目指し、2002年に似たような企画を進めようとしたそうだが、実現しなかった。今回のテレビ特番は、オブライエンのミュージカル版の脚本と音楽を忠実に再現するものになることが予想されるとのことだ。
局側が納得する俳優陣が揃った場合のみ製作にゴーサインが出るとのことなので、キャスティングに関する続報にも注目したいところだ。
