狼男が復活!『ハウリング』がリメイク製作へ

映画『グレムリン』シリーズのジョー・ダンテ監督の出世作となった現代版狼男『ハウリング』(81)。当時としては革新的な特殊メイクが話題を呼び大ヒットとなった本作が、新たにリメイク製作されることが明らかになった。
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Dread Centralによると、カリフォルニア州アーバインを拠点にするEmaji Entertainmentが、『ハウリング』の再映画化権を取得したという。同社は有名な作品の再映画化に力を入れており、『ハウリング』リメイクはその最初の作品になるらしい。
企画は初期段階とのことで、製作や配給などに関する詳細は決まっておらず、プリプロダクションが進むにつれて明らかになっていくとのことだ。
ダンテ監督が、注目されるきっかけとなった作品『ピラニア』(78)の脚本家ジョン・セイルズと再タッグを組んだ『ハウリング』。ゲイリー・ブランドナーの同名ホラー小説をベースに、連続殺人犯と思われる男が警官に射殺されるのを目撃し、精神が錯乱してしまった女性キャスターが、療養のため訪れた郊外のコロニーで味わう恐怖を描いた。
『ハウリング』はシリーズ化され、ダンテ監督が手がけた作品は第1作のみだが、1985年から2011年の間に『ハウリングII』、『ハウリングIII』、『ハウリングIV』、『ハウリングV/最後の復活』、『ハウリングVI/突然変異体』、『Howling:New Moon Rising(原題)』、『新・ハウリング』の7作品が製作された。