海外から見た日本の “ゆるキャラ”って? ふなっしー、くまモン…キャラ削減を嘆く声も

日本独自の文化と言える“ゆるキャラ”。くまモン、ふなっしーなど地域を紹介するものから、企業のトレードマークになるものまで、日本中に溢れる彼らを、海外サイトBuzz Feedが紹介している。
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記事では、「彼らは、今やほとんどの地方自治体や、企業を代表しており、ここ数年その数は増加している」と紹介。ゆるキャラについて好意的な筆者は、記事で近頃話題となっているゆるキャラ削減についても触れ、「ゆるキャラを守らなくては」とコメントしている。
また、様々な物や場所をモチーフとしているキャラクターを写真で挙げ「読者は半分も推測できないと思う」としたうえで、青森県弘前市のマスコットで、弘前城をモチーフにした「たか丸くん」や、成田国際空港の「クウタン」、旭川刑務所の「カタックリちゃん」を紹介した。
さらに「群馬県のぐんまちゃんは2足歩行のポニー」と説明し、「ゆるキャラたちが普段何をしているかわかる良い例」とぐんまちゃんがさまざまな観光スポットで踊る動画を掲載している。
また、「ふなっしーよりクールなゆるキャラはいない」とし、アメリカで著名な風刺作家ジョン・オリバーも大ファンと紹介。ニューヨークファッションウィークに参加した様子も取り上げ、ゆるキャラの世界での活躍を見せた上で、「彼らを消滅させてはダメ。半人間・半動物の彼らを私たちは愛してる」とラブコールを送っている。
読者からは「アメリカのマスコットは信じられないほど奇妙なものばかり。こんなかわいいのを処分するなんて。私たちのもとへ送って」「世界は日本のかわいいマスコットを見習うべき」「日本へ行きたくなった」とのコメントと共に、姫路で仕事をしていたという外国人からは「仕事を決める前に届いた封筒にマスコットが描かれていて、それを見て行ったこともないこの地に恋してしまった」と、心温まるエピソードを明かしている。