SF映画『トロン』第3弾、製作中止に!?

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人間を支配しようとするコンピューター・システムとコンピュータ・プログラマーの闘いを描くSF映画『トロン』(82)。その20年後にギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルド共演で続編となる『トロン:レガシー』が公開され、今年に入り第3弾の製作が決まったと伝えられたが、米ディズニーが製作を中止したという。
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ギャレットとオリヴィア、そして第2弾を監督したジョセフ・コシンスキーが続投し、この秋の撮影スタートを目指していると伝えられていた第3弾。The Wrapによると、まだ正式なゴーサインが出ていなかったとのこと。企画が続行されないのは、アメリカで5月22日に公開されたディズニー製作、ジョージ・クルーニー主演SF『トゥモローランド』が影響しているのではないかと報じられている
『トゥモローランド』は製作費1億8000万ドル(約223億円)に対し、メモリアルデーの祝日を含むオープニング4日間の国内興行収入が予想を下回る約4270万ドル(約53億円)に終わったそうだ。このため、ディズニーが別のSF映画でリスクを負うことに躊躇したのではないかという見方だ。
コシンスキー監督はギャレッドとオリヴィアに加えて、映画『ダラス・バイヤーズクラブ』(14)のジャレッド・レトと映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(15)のオリヴィア・マンを新キャストに迎えようと出演を打診していたそうだ。
The Wrapはディズニーに企画取り止めを決断した理由を求めたそうだが、回答は得られなかったという。