清水崇監督、ハリウッド進出第3弾『7500』公開決定 飛行機内で恐怖の連鎖

清水崇が監督を務めるフライト・パニックホラー映画『7500』の日本公開が決定、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。本作は、自身の出世作のハリウッドリメイク版『THE JUON 呪怨』と、続編『呪怨 パンデミック』に続く清水監督のハリウッド進出第3弾となる。
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舞台は、ロサンゼルス発東京行きのジャンボジェット7500便の機内。様々な事情を抱えた乗客たちのドラマをグランドホテル形式で描きつつ、1人の男の不可解な死をきっかけに物語は一気にホラー色が濃厚に。死体を乗せたまま飛び続ける7500便の中では、様々な怪異が巻き起こり、やがて乗客は疫病のように次々と謎の死を遂げていく…。
『呪怨』シリーズで、一軒家の中だけでさまざまな恐怖を描きだした清水監督が、その手腕を発揮し、本作でも逃げ場のない恐怖を演出。清水監督は「観客が二度と飛行機に乗りたくないと思わせるようにしたいんだ。スピルバーグ監督の『ジョーズ』を見たあとで、海岸に行くのを止めたのと同じようにね」と、本作の狙いを明かした。
ポスタービジュアルでは、ドクロ型の雲をした乱気流に突入するジャンボジェット機7500便が描かれており、逃げ場のない恐怖感を演出している。アメリカ人脚本家、クレイグ・ローゼンバーグによるオリジナル脚本で、清水作品としては初めて、全編アメリカで撮影が行われている。『7500』は、7月25日より新宿バルト9ほか全国ロードショー。