本郷奏多、原作ファン心理を考察「やって欲しいところ、欲しくないかを選択する」

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BSスカパー連続ドラマ『アカギ』の製作発表会が23日に行われ、本郷奏多、津川雅彦、田中要次、神保悟志と、原作者・福本伸行が登壇した。本郷は「見どころは採血のシーン。津川さん演じる鷲巣様が恐くて、素敵なお芝居をその都度見れます」と本作をアピール。神保が「俺たちビックリしたもんな」と話すと、田中は「人が血を抜かれているのに小躍りしてますからね」と津川を絶賛した。
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本作は、漫画『カイジ』などで知られる福本伸行原作『アカギ~闇に降り立った天才~』を実写ドラマ化。昭和40年、伝説の雀士と言われた赤木しげるは、日本の闇の王・鷲巣巌と対戦することとなる。現金を得る代わりに自分の血液を賭ける“鷲巣麻雀”。生死を賭けた究極の心理描写と駆け引きが繰り広げられる。
一晩の話を計10話で放送するため、撮影は全て屋内。本郷は「現場は非常に順調に進んでいます。天気の影響も一切なく、移動も一切ないので 諸先輩方に囲まれ、皆様の胸を借りて撮影しています」と微笑むと、田中は「朝から夜まで夜のシーンをやっているので、気持ちが混沌とします」と笑いを誘う。
また本郷は、報道陣から本作を含め『進撃の巨人』など漫画原作の実写化作品に携わることについての心境を問われ、「原作ファンが一番注目していると思うので、どうやって欲しいか、どんなことをやって欲しくないか、選択しながらやってきました。本作の“赤木”は、何を考えているかわからないようなところは一貫して、熱くなるところでギャップを感じさせることができれば」と意気込みを語った。
連続ドラマ『アカギ』は、 7月17日21時よりBSスカパー!で放送開始。