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園子温、初の個展『ひそひそ星』開催! 17年ぶり自主映画の全容も明らかに

映画

園子温展『ひそひそ星』開催中
園子温展『ひそひそ星』開催中 クランクイン!

 映画『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』『ラブ&ピース』など話題作を次々に生み出している鬼才・園子温の傍若無人な芸術性に迫る初の個展『ひそひそ星』が、アーティスト・ラン・ギャラリー「Garter @キタコレビル」(都内・杉並区)にて開催されている。

【関連】園子温展『ひそひそ星』フォトギャラリー

 “ジーパンを履いた朔太郎”と称された詩人としてキャリアをスタートさせ、映画監督、絵本の出版、伝説的路上パフォーマンス集団『東京ガガガ』の主催、水道橋博士とのお笑いデュオなど、ジャンルの壁を飛び越えて傍若無人に渡り歩いてきた園。今回の個展では、映画監督という肩書きにこだわらない「芸術家・園子温」としての側面に焦点を当て、『東京ガガガ』のアーカイブ、新作ハプニングアート『ハチ公プロジェクト』、そして17年ぶりの自主制作映画として撮影を終えたSF作品『ひそひそ星』のインスタレーションバージョンの3作を展示する。

 中でも注目なのが、園に「劇場公開したくないくらいだ」と言わしめたほど思い入れの強いという『ひそひそ星』。1990年に脚本を書き下ろし、多忙なスケジュールを縫ってようやく制作に漕ぎ着けた本作は、タイトル通り「声高に話せないところ」を描いており、セリフの数は最低限に絞られ、舞台が宇宙にも関わらず、会話は全てヒソヒソ声で交わされるという異色作。それゆえに蛇口をひねる音や蛍光灯の描写など、極めて日常的なシーンが丁寧に描かれる、静かでディープな作品となっている。

 園子温展『ひそひそ星』は7月26日まで「Garter @キタコレビル」にて開催中(水曜休)

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