20代で良い友情を育んだ人ほど長生きできる!30年にわたる研究結果

最新の研究により、20代に深い友情を築いた人ほど後々健康で長生きできるということが判明した。被験者は133名で、1970年代に20代だった彼らを約30年に渡り追跡し調査。現在は全員50代以上となった被験者から、オンラインの日記で、研究者に対し彼らの人生の過ごし方が共有された。
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この研究の指導的立案者の米ロチェスター大学シェリル・カーマイケルは「この30年は、人生において結婚や、家族を築くこと、またキャリア形成など様々な事がある時間。それとは別のところで、若い時に築いた友情が後々の心理的健康と関係しているということは驚くべき結果です」とコメントしている。
その一方で「社会的な関係をあまり持たないことは、喫煙と同じようなもの。過度な飲酒や肥満よりも健康には良くない」としている。なお、2009年にはオーストラリアの研究で、友情と長寿命の関連性に関し発表があり、その他にも友情と健康、また脳の機能の向上やストレス低減との関連性に関する研究も発表されている。