綾野剛が産婦人科医に!マンガ『コウノドリ』実写化でドラマ単独初主演

関連 :
「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウによる人気医療漫画『コウノドリ』がTBS金曜ドラマ枠で実写化されることが決定。冷静な判断力を持ち、患者にあたたかく寄り添う心優しき産婦人科医・鴻鳥(こうのとり)サクラ役に綾野剛が挑む。
【関連】ドラマ『コウノドリ』登場人物ビジュアル<フォトギャラリー>
原作は、青年誌では異色の産婦人科が舞台でありながら、累計部数100万部を超えるヒット作。妊娠・出産に伴うさまざまなリスクや危険、生命が生まれてくる奇跡、「命」を扱う現場での葛藤など、決して大げさではないリアルな産科医療の現場を描く。
ドラマ化にあたり、過去にTBSで放送した医療ドラマの精鋭スタッフが結集。母と子の命をあずかる医師たちの奮闘ぶりや、テレビドラマではほとんど描かれることのなかった出産の緊迫した現場とともに、実際に直面している社会問題も盛り込んだ新しい切り口の医療ドラマだ。
綾野は、今作が連続ドラマ単独初主演。生まれてすぐ母を亡くし、児童養護施設で育ちながら「生まれてきたすべての赤ちゃんに“おめでとう”と言いたい」と願う愛情深い産科医でありながら、「BABY」の名で感情のすべてをピアノにぶつけ情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニスト、という2つの顔を持つミステリアスな主人公を熱演する。
共演には、サクラ率いるチームの下で奮闘する産婦人科研修医に、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、平山祐介、清野菜名、東京03・豊本明長、浅野和之、江口のりこ、山口紗弥加、そしてサクラの同期で良きライバルでもある親友を星野源、サクラの周産期センターのセンター長を大森南朋が務める。
綾野は今回のオファーに「昔は、“単独主演”と聞くと、“自分にはまだまだ”という感覚がありました。でも今は、年齢的に早いも遅いもないなと」と率直な気持ちを語ると、「30代の役者に目を向けた時に、僕にお話をいただけたことは大変光栄。きっと、僕が思う以上に周りの方々が僕を支えてくれるはずなので、みなさんの気持ちを見逃さないようにしっかり受け止めながらこの作品に挑もうと思っています」と意欲を示した。
連続ドラマ『コウノドリ』はTBSにて10月放送。