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北川悦吏子、木村拓哉は「フラットにしてくれる人」役者で書き分ける脚本の在り方

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北川悦吏子、脚本は「その時代にその俳優さんがどう見られているかが大事」
北川悦吏子、脚本は「その時代にその俳優さんがどう見られているかが大事」

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 脚本家・北川悦吏子が28日、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)のゲストにが登場した。『愛してると言ってくれ』(TBS系)、『ロングバケーション』(フジテレビ系)など数々の名作を手がけた北川は、番組でドラマ秘話を名シーンとともに告白。「ドラマは自分の気持ちから物語にしていく。自分が今一番何を書きたいかで決める」と明かした。

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 『愛していると言ってくれ』からは常盤貴子が豊川悦司に駅のホームで手話をするシーンを紹介。北川は「私はフジテレビ育ちなので、派手な演出に慣れている。こういったカット割になるとは思わなかった」と振り返る。また、DREAMS COME TRUEが主題歌を歌うことはすでに決まっていたと話す北川は「ビートルズの『Let it be』を聞きながら企画書を書いていたので、ドリカム版の『Let it be』を作ってくれって言ったら、『LOVE LOVE LOVE』があがってきた」と述懐する。

 『ロングバケーション』では、木村拓哉が3階からスーパーボールを落とすシーンを紹介。同シーンについて北川は「昔、実家で兄がやってたので。本当に跳ね返るんです」と言う。続けて『ビューティフルライフ 〜ふたりでいた日々〜』からは車椅子に乗る常盤の目線に木村が合わせるシーンを紹介。「あれは、ちょうど私の子どもが生まれたころ。子どもがベビーカーに乗っているとき、どんな風に見えてるかと思って」と話し、実体験から着想を得ていたことを明かした。

 北川は前述の2作以外にも自身が手掛けるドラマに出演する木村拓哉について「木村くんはデコボコしたものをフラットにしてくれる人。『オレンジデイズ』で妻夫木聡くんが柴咲コウに『お前は、顔かわいいけど、モテないぞ』って言うシーンがあったけど、柴咲さんがあれだけきれいだから、そういうことが書ける。その時代にその俳優さんがどう見られているかというのが大事で、演じる役者さんによって書き分けてる」と言い、俳優や時代の流れに対しての配慮を伺わせた。

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