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「チリ鉱山落盤事故」映画化 A・バンデラス&豪華スタッフで描く知られざる真実

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「チリ鉱山落盤事故」の映画化『THE 33』公開決定
「チリ鉱山落盤事故」の映画化『THE 33』公開決定(C)2015 ALCON ENTERTAINMENT,LLC

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アントニオ・バンデラス

マイク・メダヴォイ

 5年前、日本でも大々的に報道された「チリ サンホセ鉱山落盤事故」が、アントニオ・バンデラスら実力派キャストと豪華スタッフを迎え、実写映画化された『THE 33(原題)』。本作の日本公開が、事故発生から69日ぶりに33人の男たちが無事救出された記念すべき日となる10月13日に発表となった。

【関連】『THE 33』フォトギャラリー

 2010年8月5日、100年間もの間、金と銅を算出してきた鉱山で大きな落盤事故が起き、33人もの男性鉱山作業員が地下700mに生き埋めになるという大事故が発生。世界が固唾をのんで見守る中、69日目にして全員が無事生還を果たした。しかし、日を追って過熱していった報道が伝えたのは、現代の奇跡のほんの一部にすぎなかった…。

 プロデューサーは、『ブラック・スワン』のマイク・メダヴォイ、『モーターサイクル・ダイアリーズ』脚本家のホセ・リベーラが綿密な取材で原案を作成し、『ダラス・バイヤーズクラブ』のクレイグ・ボーテンが脚本作りに参加。

 キャストには、どんな極限状況でもユーモアを忘れない心の広いマリオ役にアントニオ・バンデラス、作業員の弟の救出を粘り強く訴え続けたマリア役にオスカー女優ジュリエット・ビノシュ、このほかロドリゴ・サントロ、ボブ・ガントン、ガブリエル・バーンら国際色豊かな実力派が集まった。

 バンデラスは「鉱山作業員33人にそれぞれの物語があり、地上で救出に当たった人たちや救出を待つ家族にも、信じられないほど感動的なストーリーがあったはずだ。映画では全てを描くことはできないが、チリ人の協力性と団結力を忠実に伝えなければならないと思っている」とコメント。

 また、実際に事故を経験した作業員で、主人公のモデルとなったマリオ・セプルベダは、「この奇跡が映画化されるということは、チリ人のチームワーク、特に逆境での団結力を全世界に伝えることができる。本当に、夢のようだよ」と喜びを語った。

 酸素と食べ物が無くなっていく中、彼らは一体どう生き延びたのか。迫り来る死の恐怖にどうやって打ち勝ったのか。そして、国際的な救助チームが試行錯誤の末に辿り着いた画期的な作戦とは。隔絶された地上と地下で繰り広げられた数々の闘い、サバイバルの全貌が今、初めて明かされる。

 映画『THE 33』は2016年日本公開予定。

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