米マーベル、『X‐MEN』シリーズから2つのスピンオフ・ドラマ企画を発表

映画や人気コミックシリーズのドラマ化が進む米テレビ界。米マーベルが人気シリーズ『X‐MEN』にX‐MENの宿敵として描かれるヘルファイア・クラブのキャラクター達が登場するスピンオフ『Hellfire(英仮題)』と、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアの息子デヴィッド・ハラー、通称レギオンを描く『Legion(原題)』のドラマ企画を発表した。
【関連】マーベルヒーロー&悪役を演じた俳優たち<フォト特集>
ヘルファイア・クラブのキャラクターを描くスピンオフ・ドラマ『Hellfire(英仮題)』は、米FOX局で進められているという。20世紀フォックス・テレビジョンとマーベル・テレビジョンが製作を担い、映画シリーズの監督・製作を務めるブライアン・シンガーや人気海外ドラマ『24』シリーズのエヴァン・カッツらが製作総指揮に名を連ねている。
ヘルファイア・クラブについては、マシュー・ヴォーンがメガホンを取った新シリーズ第1弾『X‐MEN:ファースト・ジェネレーション』で描かれており、ケヴィン・ベーコンがセバスチャン・ショウ、ジャニュアリー・ジョーンズがエマ・フロストを演じた。ドラマ版は1960年代の設定で、特異な能力を持つ女性と富豪達の社交グループ「ヘルファイア・クラブ」の不穏な動きに気付いた若い特別捜査官を中心に描く作品になるそうだ。
一方、『Legion(原題)』は米FX局で進められている。やはり20世紀フォックス・テレビジョンとマーベル・テレビジョンのもと、映画『X‐MEN』シリーズのシンガーやローレン・シュラー・ドナーらが製作総指揮に名を連ねる。パイロット版の脚本はテレビミニシリーズ『FARGO/ファーゴ』のクリエイター、ノア・ホーリーが執筆。ホーリーは製作総指揮も務める。
ドラマ版はレギオンことデヴィッド・ハラーを掘り下げて描くとのこと。統合失調症と診断されたデヴィッドが、ある患者との出会いで自分の幻聴や幻覚が本物だったことに気付くという。