小泉孝太郎、『下町ロケット』敵役で出演 オファーに喜び「私用をすべてキャンセル」

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俳優・小泉孝太郎が、TBS日曜劇場『下町ロケット』の後半パート「ガウディ計画編」で、佃製作所のライバルとして立ちはだかる精密機器メーカー社長を演じることがわかった。本作への出演について「オファーを頂いたのが本当に急だったのですが、この作品に携われることが嬉しく、プライベートの予定をすべてキャンセルしてお引き受けしました(笑)。そのくらい嬉しかったです」と、喜びを明かしている。
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本作は、『半沢直樹』シリーズや『ルーズヴェルト・ゲーム』などで知られる池井戸潤の同名小説の実写ドラマ化作品。ロケット打ち上げ失敗の責任を取らされ退職した宇宙科学開発機構の元研究員・佃航平(阿部寛)が、父の遺した「佃製作所」を継ぎ、第二の人生をスタートさせ夢に向かって突き進む姿を描く。
小泉が演じるのは、NASA出身の技術者であり、現在は父親が興した精密機器メーカー「サヤマ製作所」の社長を務める椎名直之。ロケット工学が専門で、父の会社を継ぐ際にMBA(経営学修士)まで取得したという異色の経歴を持つ人物だ。
小泉は「佃製作所と親密に関わる役かと思いきや、あ、そっち側(敵役)か」と思ったようだが、「椎名という役は、得体の知れない掴みどころのない人間として佃と対立します。『下町ロケット』の魅力は佃の“人間臭さ”だと思うので、その佃としっかり対峙し、椎名という役をとおして、ちょっとしたエッセンスを加えていけたらと思います」と意気込みを語った。
また、小泉のほか、佃製作所と敵対するアジア医科大学心臓血管外科部長の貴船恒広教授役として世良公則の出演も決定した。
『下町ロケット』はTBS系にて毎週日曜21時より放送。後半パート「ガウディ計画編」は11月22日放送の第6話からスタート。