SAG賞テレビ部門ノミネート発表、『ゲーム・オブ・スローンズ』ほか3作品が最多

米アカデミー賞を占うバロメーターにもなると言われる全米映画俳優組合(SAG)賞。ノミネートが現地時間9日に発表され、テレビ部門では『ゲーム・オブ・スローンズ』のピーター・ディンクレイジや昨年の主演男優賞を受賞した『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケヴィン・スペイシー、『HOMELAND/ホームランド』のクレア・デインズなど、お馴染みの名前が挙がった。
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最多ノミネートとなったのは『ハウス・オブ・カード 野望の階段』、『ゲーム・オブ・スローンズ』、『HOMELAND/ホームランド』の3作品。アンサンブル賞や主演男優・女優賞などにノミネートされている。3作品はNetflix、HBO、Showtimeと、民放ではないケーブルテレビ局と動画配信サービスが製作する。
民放では米Fox局の『Empire成功の代償』がスマッシュヒットとなったが、どの部門にもノミネートされないという番狂わせな結果に。ミニシリーズでは、日本で劇場公開された『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(15)から、グレース公妃を演じた女優ニコール・キッドマンが主演女優賞にノミネートされている。
第22回全米映画俳優組合賞の授賞式は、現地時間2016年1月30日に開催予定。テレビ部門の主なノミネートは以下の通り。
■ドラマ・アンサンブル賞
『ダウントン・アビー』
『ゲーム・オブ・スローンズ』
『HOMELAND/ホームランド』
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
『MAD MEN マッドメン』
■ドラマ主演女優賞
クレア・デインズ『HOMELAND/ホームランド』
ヴィオラ・デイヴィス『殺人を無罪にする方法』
ジュリアナ・マルグリーズ『グッド・ワイフ』
マギー・スミス『ダウントン・アビー』
ロビン・ライト『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
■ドラマ主演男優賞
ピーター・ディンクレイジ『ゲーム・オブ・スローンズ』
ジョン・ハム『MAD MEN マッドメン』
ラミ・マレック『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』
ボブ・オデンカーク『ベター・コール・ソウル』
ケヴィン・スペイシー『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
■コメディ・アンサンブル賞
『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』
『Key & Peele(原題)』
『モダン・ファミリー』
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
『トランスペアレント』
『Veep(原題)』
■コメディ主演女優賞
ウゾ・アドゥーバ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
イーディ・ファルコ『ナース・ジャッキー』
エリー・ケンパー『アンブレイカブル・キミー・シュミット』
ジュリア・ルイス=ドレイファス『Veep(原題)』
エイミー・ポーラー『Parks and Recreation(原題)』
■コメディ主演男優賞
タイ・バーレル『モダン・ファミリー』
ルイス・C・K『Louie(原題)』
ウィリアム・H・メイシー『シェイムレス 俺たちに恥はない』
ジム・パーソンズ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』
ジェフリー・タンバー『トランスペアレント』