クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

ホラー映画は体に悪影響? “血が凍る” は本当だった

映画

“血が凍る”は本当だったことが判明? ※イメージ画像
“血が凍る”は本当だったことが判明? ※イメージ画像(C)AFLO

 ホラー映画を観たり恐怖体験をしたとき、日本語で「血も凍るほど怖い」という表現を使うように、英語でも「bloodcurdling(血が固まるの意)」という表現があるが、最新の研究では、それは単なる表現ではなく身体に実際に起こる現象であることが判明したという。

【関連】「非ホラー映画のビックリ恐怖場面トップ10」 1位は『セブン』のあの場面

 US Newsによれば、この研究結果はイギリスの医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)で公表されたもの。恐ろしいものを見たり感じた時の“血が固まる”という表現は事実かどうかを、オランダのライデン大学が実験したそうだ。

 実験は健康で若い男女24人を対象に行われ、14人には怖い映画を、残りの10人には教育的な映画をみせるというもの。映画を観る15分前に1度、観終わった後に再び採血を行い、その変化の違いを比較した。すると、ホラー映画を観た人の血液には、血液凝固因子の一つ「VII」の増加率がはるかに高いことが判明したという。“血液の凝固”ということは、血栓形成のリスクが危惧される。

 では、健康のためにはホラー映画を避けたほうが良いのか…というのは極論だそうで、血液凝固の引き金にはなるものの、実際に体に悪影響を及ぼすほどの増加ではないとのこと。研究者によれば、恐怖で血が固まることは、怪我など実際に危険が迫った際に血が流れ出ることを防ぐために備わった、進化の賜物だとも語っている。

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る