猫を下から撮影 “肉球丸見え”斬新なショットがアーティスティック

写真家のアンドリアス・バーバが撮影したネコの写真はひと味違う。下からお腹を見上げる様に写しているのだ。このアイディアを思いついたのは、故郷リトアニアの首都ヴィリニュスで国際キャットショーに行こうと準備していた時だった。
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バーバは「開催の1週間前からキャットショーに行こうと思っていた。2日前に迫った時、これは撮影の良い機会だと思い、知り合いに連絡をとってみたんだ。ことが進むのは早かったよ」とハフィントンポストに対しコメントしている。
バーバは大のネコ好きだが、撮影は常に簡単だった訳ではないと話す。「僕はネコと一緒に育ち、ペルシャ系の雑種を飼っていました。7歳の時から20歳頃まで飼っていましたが、19歳から20歳頃ネコと犬のアレルギーになってしまったんです。毛が原因だと思います。だからキャットショーの時には抗アレルギーの薬を摂らなければなりませんでした」。
また飼い主に撮影の了承を得ることよりも、ネコたちを撮影に協力させることの方が難しかったと言う。「一番難しかったのは、怖がるネコたちを立ち上がらせること。どうやっても立ち上がらないネコもいました。結果的により自然体でユニークな写真になったかもしれません」。幸いにも、撮影中にネコたちがマーキングすることはなかったという。
ほとんどはリトアニアのネコで、その他少数派にはラトビアやポーランドといったバルト海沿岸諸国のネコもいるとのことだ。