＜アカデミー賞＞『思い出のマーニー』受賞ならず 長編アニメ賞は『インサイド・ヘッド』
映画
日本時間29日、第88回アカデミー賞授賞式がアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、長編アニメ賞にノミネートされていた米林宏昌監督のジブリ作品『思い出のマーニー』は惜しくも受賞を逃した。同賞は『インサイド・ヘッド』に贈られた。
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ディズニー傘下のピクサーが製作した『インサイド・ヘッド』は、11歳の少女ライリーの頭の中にある擬人化された5つの感情、ヨロコビ、イカリ、カナシミ、ムカムカ、ビビリが主人公。引っ越しがきっかけでライリーの心が不安定になったことで巻き起こる騒動の行方を描くファンタジーだ。監督は『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター。世界興行収入は8億5600万ドル（約974億7200万円）以上に達する。
ファミリー向けの秀逸なアニメを贈り続けるディズニー／ピクサーはアカデミー賞の常連。2012年以降、『メリダとおそろしの森』、『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、そして今回の『インサイド・ヘッド』と4年連続で長編アニメ部門を制した。
＜アカデミー賞長編アニメ賞：候補一覧（★が受賞作品）＞
■長編アニメ賞
『Anomalisa（原題）』
『映画 ひつじのショーン ～バック・トゥ・ザ・ホーム～』
『思い出のマーニー』
★『インサイド・ヘッド』
『父を探して』
