『クリミナル・マインド』、デレク・モーガン役シェマー・ムーアがシーズン11で降板

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米CBS局で11年続く人気海外ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。FBI行動分析課の特別捜査官達の活躍を描く同ドラマにシーズン1の初回からデレク・モーガンFBI特別捜査官役で出演するシェマー・ムーアが、現在放送中のシーズン11で降板したことが明らかになった。
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シェマー演じるデレクは現地時間23日に放送されたシーズン11第18話が最後の登場となっている。シェマーは『クリミナル・マインド』に出演したことについて「奇妙な経験だった。11年間同じグループで過ごして、そのグループを後にするのは妙なことだ。でも僕は自分の意思でそうしたし、そのやり方は正しかった」と、The Hollywood Reporterに語っている。
昼メロ『The Young and the Restless(原題)』のマルコム役で人気を博し、『クリミナル・マインド』シリーズへのレギュラー出演を獲得したシェマー。「『クリミナル・マインド』のおかげで僕がシャツを着たままドラマをこなし、ストーリーを伝えられる腕があることを見せることができた。『クリミナル・マインド』はいわば大学だ。僕には大学院、次のステップに進む準備ができている」と、降板を決めた理由を明かした。
最後の出演となった通算251話目は、ペネロープ・ガルシア役のカーステン・ヴァングスネスが製作総指揮のエリカ・メッサーと共に脚本を執筆。スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督を務めた。
シェマーは『クリミナル・マインド』を去るものの、2度と出演しないわけではないという。「(『クリミナル・マインド』出演中にも『The Young and the Restless(原題)』に)2話出演した。ギャラなしでも引き受けるつもりだった。それは『クリミナル・マインド』でも同じことだ。また少しでも演じさせてもらえる機会があれば、喜んで戻ってくる」と語り、ゲスト出演する可能性を残している。