超カルト作『タンク・ガール』初BD&DVD化 砂漠を戦車で暴れ回る!過激予告が解禁

初のブルーレイ&DVDが発売される90年代カルト映画『タンク・ガール』のオリジナル予告編が解禁。さらに深見梨加、亀井芳子、大塚芳忠、大塚明夫らが担当した、1996年のビデオ発売当時の日本語吹替え版の収録も決定した。
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『タンク・ガール』(95)は、イギリスの人気パンクコミックを映画化した作品。2033年の近未来、巨大彗星の衝突でほぼ壊滅した地球を舞台に、水を牛耳る大悪党たちに戦車で闘いを挑むスパンキーなヒロインの活躍を描いたSFアクション作品だ。
過激な言動で過激なファッションに身をつつみ、“タンクガール”として戦車に乗って荒野を暴れまくる主人公レベッカを演じるのは、『ハートブルー』(91)で一躍有名となったロリ・ペティ。さらに、レベッカとともに悪党と戦うことになる黒髪・メガネのさえない女性ジェット・ガール演じるのは、ハリウッド進出したばかりのナオミ・ワッツ。
また本作は、全編にポーテスヘッド、ホール、L7、ビョーク、リチャード・ヘルなどパンク/オルタナティヴロックが流れ、イギー・ポップがカメオ出演していることも特徴。映画ファンのみならず、音楽ファンにも知られた作品となっている。
映像特典には、オリジナルの予告編のほか、監督とロリ・ペティによる音声解説。そして本作のプロダクションデザインと手掛け、のちに『トワイライト~初恋~』(08)の監督として一躍注目を浴びたキャサリン・ハードウィックとロリのインタビューを収録している。
『タンク・ガール』ブルーレイは4800円(税別)、DVDは3800円(税別)で5月18日発売。