黒島結菜『時をかける少女』連ドラで初主演! 未来人ケン・ソゴル役はセクゾ菊池風磨

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1965年の原作発表以来、幾度となく実写映像化・アニメ化・舞台化されてきた筒井康隆作『時をかける少女』が、日本テレビ7月クールの連続ドラマとして実写化されることが分かった。連続ドラマ初主演となる黒島結菜が時を自在に行き来する能力を身につけた少女・芳山未羽(よしやま・みはね)、その芳山と恋模様を展開する2122年から来た未来人・深町翔平役に菊池風磨(Sexy Zone)が扮する。
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“青春小説の金字塔”と評される原作は、これまで物語の舞台が変わったり、原作主人公の姪がメインになったり、映像化されるたびに違った切り口で描かれてきたが、今回のドラマ化では少女だけではなく、未来人ケン・ソゴル側から見たストーリーも丁寧に描く新しい試みに挑戦。彼はなぜ未来から2016年に来たのか?現代での生活をどう感じているのか?少女のどこに恋をしたのか?といった今まで描かれてこなかった“丁寧な心理描写”を打ち出している。
理科実験室でラベンダーの香りをかいでから手に入れた“時を自由に超える能力”にはじめは戸惑うも、能力を使って起こる様々な出来事を通して自分を見つめなおしていく少女を演じる黒島。何度も映像化された本作への主演に「皆さんが知っている作品に出演できるのが有難く、プレッシャーよりも頑張ろうという気持ちが大きい」と前向きな姿勢を見せている。
未来から来た優秀な研究者で、皆に催眠をかけ、かりそめの家族・友人の中に入り込んで生活している未羽のクラスメイト・深町という難役を演じる菊池は、「今の自分にできることを全て出し切れるよう努めたいと強く思っています」と気合十分。「日本の四季の美しさや、淡い恋物語、人の温もり等、今の我々が忘れかけている幸せをお伝えできるように頑張ります」と作品の魅力を語った。
土曜ドラマ『時をかける少女』は日本テレビ系にて7月放送。