まるでウロボロス! 蛇が脱皮した皮の中で迷子に

「ウロボロス」と言う言葉をご存じだろうか?自分の尻尾を噛んで、円の形となった蛇のことである。この空想上の生物は、古来より循環性や永続性を示す象徴とされてきた。そんなウロボロスに良く似た姿を見せた一匹の蛇が、ネット上で話題を呼んでいる。海外メディアHuffington Postが報じた。
【関連】激ヤセでモテ期突入!美しすぎる2児の母、その過去の姿に驚愕
ウロボロスのような蛇が現れたのは、オーストラリア北部のアリススプリングスに位置する爬虫類の展示場。同展示場がフェイスブックに投降したビデオには、パムくんという名のスティムソンズ・パイソン(英名)が、自分の脱皮した皮の中に迷い込み、キレイな円の中を少しずつ進んでいく様子が収められている。
蛇は成長や寄生虫の除去を目的にたびたび脱皮するが、古い皮の中に誤って入ってしまうことは極めて稀だそう。この展示場で働く一人の職員はフェイスブックに、「まるで船の操舵輪のようです。長いことこの仕事をしていますが、こんなものは見たことがありません」と興奮気味にコメントしている。
パムくんが古い皮から抜け出すことができたのは、迷い込んでからおよそ3時間後だった。同展示場によると、パムくんは依然と同様、元気に過ごしているという。この動画はフェイスブック上で現在までに約73万回再生され、5000件以上シェアされている。