オダギリジョー、実在の人物役は「プレッシャーがある」

Eテレの子供向け音楽番組『ムジカ・ピッコリーノ』に出演する俳優・オダギリジョーが8日、NHKのトーク番組『スタジオパークからこんにちわ』に出演した。全身黒の衣装で登場したオダギリは、「お昼に出るタイプの人間じゃないんですけどね」と話し、笑いを誘った
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『ムジカ・ピッコリーノ』は、音楽が失われた架空の大地「ムジカムンド」を舞台に、楽器の音を閉じ込めたピリオドモンストロを探し復活させる「メロトロン号の仲間たち」が活躍する音楽ファンタジー。第4シリーズとなる本作に、謎の男役として出演するオダギリは「僕の気になるところを全部くっつけて使ってくれた」と語る。「Mrグレープフルーツ」という名前も、自身がスタジオでグレープフルーツジュースばかり飲んでいたためについた名前らしい。また、子供向け番組とは思えないほどのクオリティだったため、自分から出たいと申し出たものだそうだ。
また、番組では“俳優・オダギリジョー”としてのトークも展開。オダギリいわく「実在の人物を演じるのはプレッシャーがある」と口にする。歴史的な偉業を成し遂げた人などを演じる場合、守りに入ってしまうからだそう。
その一方で、小栗康平監督の『FOUJITA』で演じた藤田嗣治役は、イメージを壊すべく演じたいう。「モノマネをしても仕方ない」と語り、「自分でも見たことのない自分の芝居になった。代表作になったと思う」とも自信を見せた。