『ソードアート・オンライン』ハリウッドで実写ドラマ化! VR企画も検討

アメリカの多角的メディア企業スカイダンスが、人気アニメ『ソードアート・オンライン』(略称:SAO)の実写化権を獲得し、ドラマ版を製作することが明らかになった。同メディアの公式サイトと、KADOKAWAとアニプレックスのプレスリリースから正式に発表された。
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『ソードアート・オンライン』は、これまでに漫画やテレビアニメシリーズ、ゲームなど多方面で展開されてきた人気シリーズで、2017の年春にはシリーズ初となる劇場版アニメ『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の世界公開を迎える。
実写化権を獲得した映画製作会社スカイダンスは、トム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、ブラッド・ピットのパニック大作『ワールド・ウォーZ』などを手掛けてきた。
初の実写化となるドラマ版では、原作に沿ったストーリーが描かれるとのこと。パイロット版エピソードの脚本家には、『シャッター アイランド』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などを手がけたレータ・カログリディスを迎える。また、スカイダンスはテレビドラマに続いて、VR(バーチャルリアリティ)体験の企画も検討しているようだ。
今回の実写映像化について、原作者の川原礫は、「『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化、しかもあのスカイダンスによって……という思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、そして『ソードアート・オンライン』をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします」と喜びのコメントを発表。
さらに、スカイダンスCEOのデイビット・エリソンも、「『ソードアート・オンライン』は、壮大なポップカルチャー現象となることでしょう。世界中の『ソードアート・オンライン』ファンに敬意を表し、レータや川原礫、そしてKADOKAWAやアニプレックスのチームと共に、真に感動的な新しい『ソードアート・オンライン』の世界を創り上げていくことを楽しみにしています」と意気込みを見せている。